引用は読者に説得力を与えます。ただ、ブログの引用方法を間違えるとトラブルの原因になってしまうこともあるので注意が必要です。トラブルにならないように引用方法について学びましょう。
ブログの引用の必要性
・記事の説得力が向上する
・記事の内容が信頼性が向上する
ブログの引用は記事の説得力を向上させるために必要です。自分の意見を述べても説得力がなければ受け入れられません。引用することで説得力を向上しましょう。
また、ブログの信頼性も重要になってきます。読者の信頼を得られれば、ブログのリピーターになってもらえることもあります。他の記事を見てもらうことができます。信用してもらうためには、根拠が必要になります。この根拠を引用することで記事の内容を信頼してもらうことや説得力にもつながります。
トラブルにならないブログの引用方法を紹介
誤ったブログの引用では、他人の著作物を侵害してしまうリスクがあります。
そのため、文化庁では引用における注意として、以下の4つを事項としてあげています。
（注5）引用における注意事項
著作物が自由に使える場合｜文化庁
他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合，すなわち引用を行う場合，一般的には，以下の事項に注意しなければなりません。
（1）他人の著作物を引用する必然性があること。
（2）かぎ括弧をつけるなど，自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
（3）自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること（自分の著作物が主体）（4）出所の明示がなされていること。（第48条）
（参照：最判昭和55年3月28日 ｢パロディー事件｣）
⑴他人の著作物を引用する必然性があること
1つ目の注意事項は、「他人の著作物を引用する必然性があること」です。むやみに他人の著作物を引用はしないでおきましょう。やむを得ない理由があるときに他人の著作物を引用しましょう。やむを得ない理由とは、記事の説得力や記事内容の信頼性の向上のためにやむを得ない場合に限定しましょう。
⑵かぎ括弧をつけるなど、自分の著作物と引用部分とが区別されていること
２つ目の注意事項は、「かぎ括弧をつけるなど、自分の著作物と引用部分とが区別されていること」です。他人と自分の著作物を区別できるようにする必要があります。ワードプレスなどでは、引用のブロックがあるので活用することで他人と自分の著作物を区別しましょう。
⑶自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること
3つ目の注意事項は、「自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること」です。つまり、他人の著作物より自分の著作物の割合が高い必要があります。自分の著作物を主役にして他人の著作物は補助的なものです。割合は2割程度にしましょう。
⑷出所の明示がなされていること（第48条）
4つ目の注意事項は、「出所の明示がなされていること」です。サイトの名前や記事のタイトルを明示し、URLでどの場所からの出どころなのかを明示する必要があります。
引用のやり方（具体例）
記事作成画面の左上に＋のブロックボタンがあるのでクリックすると検索が出てくる。引用と入力すると引用ブロックが出てくるのでクリックする。
引用をクリックすると引用ブロックが出てくるので引用したい文章を入力する。
入力が完了したら出所を明示します。
引用したい文を入力する
ブログの引用の必要性とトラブルにならない引用方法について紹介|初心者がブログを始めてみた
引用する文章と出所を明示したら出所の部分にリンクを挿入します。
リンクの挿入は出所部分を選択して、リンクボタンをクリックします。
リンクボタンをクリックしたら、URLをコピーして入力すると以下のように引用の出所部分から他人の著作物に飛ぶことができます。
まとめ
今回の記事では、自分のブログで引用する必要性や詳しい書き方について紹介していきました。
誤った引用方法では、他人の著作物を侵害してしまうリスクがあるので、注意事項に従って引用を行いましょう。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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